新茶とちまきのおもてなし 5月4~5日
ちまき(あくまき)
鹿児島では「あくまき」と言います。予め一晩ほど灰汁(あく)に漬けて置いたもち米を、同じく灰汁または水に一晩漬けておいた孟宗竹の皮で包み、麻糸や孟宗竹の皮を裂いて作った紐で縛り、灰汁で3時間余り煮てるります。餅米が煮られることで吸水し膨張し、水は若干通しますがもち米は通さず頑丈な竹の皮で包まれていることで、餅米自らの膨張圧力で餅のように変化します。また、灰汁の強アルカリによって、澱粉の糊化促進と色づき(アミノカルボニル反応)が行われ、同時に独特の臭気を発します。
 単体ではほぼ無味であるため、砂糖と若干の塩を混ぜたきな粉、白砂糖や三温糖、黒砂糖の粉、黒蜜、砂糖醤油などを好みでかけるのが一般的な食べ方です。灰汁の独特なエグミがあり初めて食べる人は、好き嫌いが別れ、慣れも必要です。
しかし、鹿児島の人は、幼いころから食べているため、好きな人が多いと思います。